アクティビティまとめ

糸をカタンカタンと織り上げる。根津で織物体験

根津にある織物工房で、初めての織物体験!

よく晴れた日曜日。わたしは根津にある「織物工房 Le Poilu(ル・ポワル)」というお店に足を運びました。
今回体験するのは「機織り」。

アソビュー100回体験記を見る!


機織りというと童話「鶴の恩返し」のイメージがありますが、初心者のでもうまくできるでしょうか?

「織物工房 Le Poilu」は織物教室と雑貨屋を営んでおり、見た目もすごくおしゃれ。

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内観もすごく素敵で、男はちょっと肩身が狭い感じです。

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お出迎えしてくれたのは、織物作家のミヤさんと、店長犬の「キュウ太」。

キュウタ店長はとてもフレンドリーで、お客さんが来るたびに大喜びでお出迎えしてくれます。
こんなに人懐こい犬に会ったのは初めて!
年齢は当時12歳で、すっかりおじいさん犬です。

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(現在、キュウ太店長は天国でお休みを取っています)

テーブルにはかわいらしいサイズの機織り機がありました。これを使って、今回はコースターを2枚織ります。

ミヤさんが織り機の使い方を教えてくれましたが、意外とやり方はシンプルでした。
縦糸に横糸を通して、カタンカタンと織っていくだけ!

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最初はぎこちない動きだったものの、作業になれてくると、ほとんど機械的に手が動くようになりました。
カタカタ、パタンと糸を編んでいるとだんだんスピードが上がって、無心になっていくのを感じます。

ラジオにひたる

店内にはラジオがかかっていました。
「おっ、この曲は昔よく聴いたなー」
「流行りの曲って抵抗があったけど、意外と聴けるな」
音楽に耳を傾けていると、ますます機織りに集中できる気がします。

曲の合間にはDJのトークが入り、
「今日のゲストは、シンガーソングライターの○○ちゃんです」
「こんにちは~」
「○○ちゃんは小さな頃から歌が好きだったとのことですが、どんなエピソードがありますか?」
「わたしぃ、何かある時はすぐに歌を作っちゃう子だったんです。たとえば好きな子に告白するときも、オリジナルソングで告白してましたぁ」

感覚が敏感になっているのか、こんなどうでもいい話題でもすごく楽しい。
耳に入ってくる音、すべてが特別に聞こえてくるのです。

「なんか機織り楽しいぞ……?」
同じことの繰り返しなのに、何時間やっても飽きません。

作業を始めてから2時間ほど経過し、お昼になりました。
わたしは持参したパンを食べてランチ休憩。ここまでひたすら編んできたけど、大分形になってきたな……

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詐欺師が逮捕される?

休憩を終えると、再び機織りを再開。

ふと、お店に電話がかかってきたので、ミヤさんはしばらく席を外しました。
戻ってきたミヤさんは狼狽した表情で
「今、警察から電話があって、ウチにきた詐欺師が逮捕されたみたいです……」と言いました。いったい何事!?

事件のあらましはこうです。

ある日「織物工房 Le Poilu」に、50歳ぐらいの紳士がやってきました。
彼は道玄坂に北米レストランをオープンする予定で、お店で使うお皿やカトラリーを探しているのだそう。

「プーティンって言う料理を知ってる?カナダとかアラスカとかの料理で、ポテトにチェダーチーズを乗せて焼いて、ケチャップで食べるんだよ」

彼は人当たりがよく、オープンするお店の魅力も情熱的に語ってくれるため、ミヤさんはついつい話し込んでしまいます。

男性は気に入ったお皿の取り置きを頼むと、
「今日の夜、神戸でお店を開いている友人に会いに行くんだ」と言って去っていきました。

30分後、さっきの紳士は慌てた様子でお店に戻ってくると、
「今日は車で来たのだが、車の中に財布を忘れてしまった。運転手にかけても電話が繋がらないし、このままでは神戸に行く電車に間に合わない。どうかお金を貸してほしい」
と言い出したのです。

「えー、絶対にイヤ!」
当然ミヤさんは断ります。
すると彼は「不動産屋に見せる予定だった」という保険証のコピーを渡したり、携帯の番号を教えたり、ありとあらゆる手で信用を勝ち取ろうと粘ります。
とうとうミヤさんは折れ、しぶしぶながらお金を貸すことに。

後日、ミヤさんが教わった番号に電話をかけるも不通。こうして悪質な寸借詐欺が明らかになったのでした。

そして今、その詐欺師が逮捕されたというのです。
「もう本当にひどいやつなんですよ。詐欺師のクセに良い人ぶってて……」

昼下がりにおしゃれな雑貨屋で機織りしていたら、詐欺師が逮捕された。
起きていることがドラマチック過ぎて、まるで小説の登場人物になった気分です。

余談ですが、彼は生まれながらのベテラン詐欺師らしく、すでに何度も逮捕されており、名前もネットで公表されています。
名前で調べると被害者が何十人もいる」ようで、ありとあらゆる知恵を絞って詐欺をするその生き様は、かえって感心してしまうほどです。

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(※ミヤさんとっては思い出したくない体験なので、もし実際にミヤさんと会うことがあっても、このことはどうか内緒にしてください)

そうやって話を聞いている間にも、コースターは着実にできあがりつつあります。

訪れるお客さんたち

「織物工房 Le Poilu」は雑貨屋も兼ねているため、機織り体験中は何人ものお客さんが店を訪れました。

お客さんが「織物工房 Le Poilu」で買い物をするたび、ミヤさんがお客さんに
「今、ひそかにキュウ太キャンペーンというイベントを開催しておりまして、千円以上お買い上げのお客様には、こちらのキュウ太カードをお渡しします。こののキュウ太カードを○枚集めると……」

というセリフを、一字一句違わずに伝えるのです。それが面白くて、わたしも彼女のセリフをすべて覚えてしまいました。

そして夕方。ついに2枚のコースターが完成!

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手織りのコースターは糸の幅がちょっとまばらで、手作り感にあふれています。色合いも落ち着いていて、大人向けのアイテム!

実際にコップを置いてみると、すごく絵になります。

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体験が終わったあとは店内でお買い物。たしかヒノキのフレグランスオイルが売っていたので購入しました。

ミヤさんは商品を包むと、キュウ太店長の写ったはがきを入れました。そして、
「今、ひそかにキュウ太キャンペーンというイベントを開催しており……」
と、あのセリフを言うのでした。

「あー終わった!」
お店を出ると、まぶしいほどの夕陽が目に入ってきます。

とにかく不思議な一日でした。
小さな雑貨屋を舞台に、機織り作家や詐欺師が登場するドタバタな1日。
「今日起きたことは、もしかしたら全部夢だったのかも……」
そんな気がしてしまうほどでした。

現在の「織物工房 Le Poilu」について

2019年に「織物工房 Le Poilu(ル・ポワル)」は根津から谷中に移転しました、織物体験は現在も開催しており、ミヤさんが指導してくれます。

二代目の店長は「テンちゃん」という犬が就任予定。でも、噛み癖がひどくて店長就任はまだまだ先のよう……

店舗情報

店舗名:織物工房 Le Poilu
HP:https://le-poilu.com/
住所:東京都文京区千駄木2-35-6
体験料金:5,500円
営業時間:11:00 – 19:00
定休日:火曜日

こちらのnoteでは、わたしがアソビューを100回体験したレポートをまとめています。
あなたの「やってみたい!」が、きっと見つかるはず!

アソビュー100回体験記を見る!

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