ガラスを溶かして作る、フュージングを体験

とんぼ玉、江戸切子、サンドブラスト、リューター体験……
色々なガラス細工にはまっていたころ、
「フュージング」というガラスアートもあることを知り、体験してきました。

what is フュージング?

「フュージング」とは、ガラスの粒を電気釜で焼いて、
ガラスとガラスを融合（フュージョン）させるアートのこと。
ガラスが溶け合うことで、カラフルな作品をつくれます。

 

ガラスを焼成するのに「キルン」という窯を使うので、別名「キルンアート」とも呼ばれています。

田畑硝子工房へ

今回行ってきたお店は「末広町」駅から徒歩5分。「田畑硝子工房」というお店です。

お店は2k540 AKI-OKA ARTISAN（ニーケーゴーヨンマル アキ・オカ アルチザン）
と呼ばれる、アトリエやアーティストショップが集まる商業施設にあります。

店内にはフュージングで作られた作品が販売。
フュージングで作ったガラスは、ふんわりとやわらかいタッチでした。

田畑硝子工房で作れるものは？

田畑硝子工房ではフュージングを体験できます。

お店で作れるものは「お皿」「ペンダントやストラップのチャーム」「箸置き」「コップ」「時計」など。

わたしはお皿作りを体験してきました。

http://tabataglass.tokyo/taiken/

ガラスパーツを並べるだけ。簡単フュージング体験

フュージング体験ではまず、まっさらなお皿を渡されます。

このお皿に、好きなガラス粒を並べていきます。
講師の人がガラス粒が入った箱を見せてくれました。
クリアな色、淡い色、パステルカラーまで、種類が豊富。
まるで宝石箱のような美しさです。

   

色の種類も多くて、足りない色を探す方が難しいほど。
個人的には、透明なガラスが特にお気に入りでした。

こちらは色見本。
「ガラスを焼くと、こんな色になるんだ」
とイメージしながら配置できます。

お皿づくりではまず、外枠にガラス棒を並べます。
これは外側を厚くすることで、お皿の強度を高めるため。

お次はお皿の中央をデザイン。
好きなガラス粒を選んで、ピンセットで並べます。
特にデザインは考えていなかったので、適当に7色のガラスを置いてみることに。

なんかいい感じ。このまま四角形にしてみます。

ますますいい感じ。
今度は、四角形をガラスで埋めてみることに。

「完璧だ……」
適当に並べていたら、モザイクアートのようなデザインができあがりました。

完成。そして焼成へ

作業をはじめて1時間ほど。
スペースを目一杯使ったお皿を作りました。

 

あとの作業は講師の人におまかせ。
講師の人が窯でお皿を焼成して、家まで郵送してくれます。（※送料）

完成品とご対面

数週間後、完成したお皿がとどきました。

焼成されたガラス粒は、やや丸みを帯びたデザインに。
やわらかいタッチがかわいいお皿になりました。
ゼリーなど、透明のあるスイーツが合いそうです。

体験の感想

フュージング体験の感想ですが、ガラス粒をなんとなく並べるだけで、
カラフルな作品がつくれるのに感動でした。

作業時間も1時間ほどで作れるので、空いた時間にサクッと楽しめるお手軽さ。

体験料金は、材料費、講習費込みで5,500円（＋送料）です。

作れるもの一覧はこちら
http://tabataglass.tokyo/taiken/

お店詳細

店舗：田畑硝子工房
住所：東京都台東区 上野5-9-12 2K540 I-O
電話：03-6803-0770
営業時間：11：00～19：00
定休日：水曜日（祝日等は、営業している場合もあり）
公式サイト：http://tabataglass.tokyo/