あそびのずかん

【遊びのずかんvol.1】高さ100mからダイブ!日本一のバンジージャンプを体験 その1


 

高さ100mからジャンプ!日本一のバンジージャンプを体験

「それじゃあカウントダウン、5,4,3,2,1,バンジー!」

スタッフの掛け声と共に両足で地面を蹴ります。 体が宙に浮いたかと思うと、猛スピードで落下を始めました。

バンジージャンプを体験したいきさつ

2016年8月、わたしは初めてバンジージャンプを体験しました。 きっかけは会社の先輩が、こんな投稿をしたから。
 「ずーーーーっとバンジーをやりたいと思っているんだけれど、 誰を誘っても賛同してくれない。 誰か行きませんか?」

投稿を見た時、 「怖い!(80%)」という気持ちと 「やりたい!(20%)」という気持ちを同時に感じました。

子どもの頃から「高い所は怖い。でも好き!」という変な感覚を持っている自分は、 バンジージャンプは一生に一度は体験したいと思っていました。 お店は茨城にある「竜神バンジー」。 高さは日本一で、100mの橋からジャンプできるお店です。

「いきなり日本一の高さに挑むなんて、ムチャ過ぎる!」 と思ったけど、「低めの高さから慣れていく」というのも面倒くさいし、 こんなチャンスは滅多にない気がしました。

色々と悩んだ末「怖いけど行きたいです!」と、消極的に参加表明をしました。 言ったあとで「うわぁ、本当に言っちゃった」と、ちょっと後悔。

そして当日。池袋に7人の勇者が集まりました。 メンバーのノリは 「高いところ大好き!」という人、 「30になるまでにバンジーを体験したかったんだ」という人、 「怖いからこそやりたい」という人、 「わたし、無理かもしれない……」という人まで様々。

7人もいると、とても心強い気持ちです。「7人いればみんな飛べるっしょ」という、 根拠のない自信がわいてきます。

道中はドライブ気分でワイワイ盛り上がりました。 ただ、バンジーの話になると 「みんな、心の準備ってできてる?」 「なんとかなるんじゃない?」 「写真で見たけど、100mって高すぎだよね」 「ねぇ、飛ぶ順番はどうする?」 「わたし、1番だけは絶対イヤ!」 という風に、ちょっと場の空気が重くなりました。

会場の茨城までは車で2時間ほど。それなのにどうしよう、すでに緊張でお腹が痛くなってしまいました。 まるで処刑の時間が近づくような、キリキリとしたプレッシャーを感じます。

茨城に到着し、インターを下りたあたりで、車内の空気がピリピリと張り詰めます。 みんな口数が少なくなり、 「うわっ、もうすぐだ」 「えっ、本当に飛ぶんだよね?」 と、不安を口にし始めます。わたしも、心の準備が少しもできていませんでした。

山道を登り、舞台の「竜神大吊橋」が見えた時、全員、あまりの高さに絶句。 なんだよあれ。橋が宙に浮いてるんだけど……

頭の中で、もう何万回目になるセリフが浮かびます。 「本当に飛べるの?」

車を下りると、最後のトイレに行くことになりました。 緊張していると、何度トイレに行ってもお腹がスッキリしません。 ストッパを多めに飲んで、それでもお腹がゴロゴロします。

まずは受付。 誓約書にサインしたり、体重を計測します。 それが終わると、身体にハーネスを装着。ジャンプの瞬間が着々と訪れ、緊張が高まります。

7人は橋の中央にあるジャンプ台に向かいました。 橋の上から湖を見下ろしてみると、あまりに高すぎて、木がブロッコリーのサイズ。 ここまで来ると、もう笑えます。

そしてまたこのセリフ。「本当に飛べるの?」

ジャンプ台は足場が金網になっており、足元から湖が見えました。 「もし、金網が破れたら……」 と思うと怖くて、忍び足でしか歩けませんでした。

 

一番恐ろしいのが、手すりも安全柵もなにもない、「真のジャンプ台」を見た時のこと。

高さ100mの場所に、全身むき出しの状態で立つなんて! 見るだけで血が凍る思いでした。 みんなで話し合って、飛ぶ順番を決めた。勇気のある女性陣が1番、2番と志願していき、 自分の飛ぶ番号は5番に決定。 「ああ、後の方で良かった!」 と思ったけど、すぐに 「どのみち飛ぶことには変わりないよね」 ということに気がつき、暗い気持ちに。

そしてついに最初のメンバーがジャンプする時が到来。彼女は「真のジャンプ台」に立つと、 カウントダウンに合わせて躊躇なくジャンプしてみせます。 「他の人が飛んだ」という事実は、少しだけ勇気をくれました。

続いて一人、もう一人と飛んでいきました。みんな怖がったり、ジャンプの時に 叫んだりはするけれど、自分の番が来ると躊躇せずに飛んでいくのが印象的でした。 出番が刻一刻と迫るのは、それはそれは恐ろしい時間でした。 思わず「自分の番が来なければいいのに……」と祈ったほどです。

恐怖のあまり、体中の血はキンキンに冷たくなっていました。 呼吸は落ち着かないし、心臓はギュウギュウと締め付けられたよう。 「逃げたい」という気持ちと「飛ぶしかない」という気持ちがせめぎ合っていました。

それでもついに、処刑台に立つ時が来ました。スタッフによる最終チェックが行われると、 自分は「真のジャンプ台」 へと向かいます。

その2へ続く

 


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