和歌山しごと体験

「わかやま仕事体験」に参加した話 ~和歌山県・古座川町滞在記~ 6日目


5日目から

午前中は「あがらと」で仕事体験

今日も「あがらと」さんで仕事体験。ただ、担当の苅部さんのスケジュールの都合で、体験は午前中のみです。
車を走らせて「あがらと」に行くも、母屋には誰もいませんでした。ビニールハウスをちらっと回ってみるも、誰もおらず。

そのまま1時間ほど待ち、何かの手違いかなと思って帰ろうとしたところ、
「あがらと」の社員さんたちが奥のビニールハウスから出てくるのを発見。もっとしっかり探すべきでした……。

気を取り直して仕事体験。
今日はバラ農園の「草引き」、つまり雑草抜きをしました。
「あがらと」では農薬を一切使っていないから、雑草や虫よけの作業も大変なのだそう。
雑草をブチブチっと根本から引き抜くのは快感でした。

雑草を抜き、害虫を殺し、良い作物だけが育つように守っていく。農業とはつまり自然との戦いなのだなと感じました。

楽しい古座川観光タイム

お昼になって作業は終了。今日もいい汗かきました。
たっぷり時間があるので、午後は古座川町をじっくり観光することに。

まずは国指定の天然記念物「一枚岩」を鑑賞。

一枚岩

高さ100メートル、幅500メートルもある巨岩は、レンズに収まりきらないほどのスケール。
近くでキャンプしている人もいたけど、川べりのキャンプは楽しそうだな。

 一枚岩 古座川 岩に隠れる鮎 古座川

続いて向かったのは「潜水橋」(沈下橋)。

川が増水するとそのまま川に沈んでしまう潜水橋。
欄干などがなくまっすぐに伸びたその姿は、凛とした佇まいです。

いざ橋を渡ってみると、ものすごくワクワクしました。
うっかりすると川に落ちてしまいそうな、その危なげな感じが良いのでしょうか?

潜水橋 潜水橋 潜水橋 潜水橋

橋への道を教えてくれた人は「大したもんじゃないよ」と言っていたけれど、個人的にはとても好きな場所でした。
潜水橋。
雨が降って川が氾濫しても、川に沈むことでその力を受け流すことができる。なんだか哲学的な存在です。

続いて向かったのは、県の名勝・天然記念である「滝の拝」。
渓流が生み出す滝を見ました。

滝の拝

古座川で泳ぐ。たたずむ。

定番の観光スポットを回ったあとは、昨日平松さんに連れて行ってもらった川辺へ行きました。

持参した水着に着替えると、早速川に飛び込みます。

「深っ!」
少し奥へ進んだだけで、足が着かないほど水深が深くなってびっくり。ざっと深度5mはあるでしょうか。

古座川

キラキラと透き通った川で泳いでいると、心が洗われるような気持ちでした。
川から上がると、川べりでぼーっとして過ごします。

ふと、ドボーン!という飛び込み音がしました。
見ると高さ10mはありそうな橋の上から、中学生ぐらいの男の子が川にダイブしていたのです。

飛び込んだ橋

うわー怖いな……と思いつつ、気がつけば自分も橋の上に立っていました。
橋から川を見下ろすと、思わず足がすくんでしまうほどの高さ。

橋の上から見た景色

でも、バンジージャンプ経験者の自分にとって、これくらいの高さはへっちゃらなはず。
一瞬でもためらってしまうと飛べなくなるため、おりゃっと迷わず飛び込みます。

ドバン!という音と共に着水。
あまりの勢いに、川底に腰をぶつけてしまったものの、なんとか無事に浮上しました。ああ怖かった……。

川を出たあともしばらくは、足の震えが止まりませんでした。

古座川

串本町の名所を回る

まだまだ古座川観光は続きます。
次に向かったのは、串本町にある「橋杭岩」です。
弘法大師が作ったという逸話が残るこの岩。約850mの長さに渡って奇岩が立ち並ぶ、迫力ある景色を楽しめます。

橋杭岩 橋杭岩

続いて「弘法湯」という温泉に入りました。
「弘法湯」は個人のおばちゃんが営む貸切の温泉。(入湯料500円)

温泉に入るにはおばちゃんにお金を払い、お湯が溜まるのを待つ必要があります。
お湯が溜まるまでおばちゃんと一緒にリビングでTV鑑賞。少し変わった温泉です。

お風呂場は太平洋が見渡せる絶好のロケーションでした。
海を見ながらお風呂に入っていると、気分も開放的になれるから嬉しい!

たっぷり観光を満喫すると「南紀くまのいえ」に帰宅。
ちょうど黄昏時だったので、いい写真が撮れそうだと古座川にかかる橋へ。
そこには釣り糸を垂れながら、スマホか何かで遊ぶ学生たちの姿が。

楽しい夕食・6日目

夜。夕食にオムライスを作るも、卵が焦げ付いてしまって失敗。
味付けも濃いし、ちょっと褒めるのが難しい一品だな……。

失敗したオムライス

キャップファイター・薫

夕食後。隣人の薫くんがペットボトルのキャップで遊んでいました。
「なにやってるの?」
「これ、ボトルのフタに穴を空けると、コマみたいに回せるんですよ」
試しにやってみると……これが結構面白い。

それからわたしたちは、ペットボトルのキャップを使った、ありとあらゆる遊びを発明するのでした。
・ベイブレード……キャップをコマのように回して、長く回転させた方の勝ち
・チキンレース……規定のライン近くまでキャップを飛ばした方の勝ち
・ビリヤード……お互いのキャップをぶつけて、リングの外に落とした方の勝ち

特に盛り上がったのがビリヤードごっこ。
それぞれキャップ3つを使い、すべてのキャップをリングから落とした側の勝利なのですが、かなり白熱しました。

こうやって、誰かと本気で遊ぶのって何年ぶりだろうな。
薫くんも楽しんでくれたのか、それからは事あるごとに
「キャップ遊びしましょう!」と声をかけてもらえるようになりました。

明日はオフなので、古座川観光を満喫する予定です。

7日目

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