1日目から
株式会社Kozacaraで仕事体験
この日は「株式会社Kozacara」という会社で仕事体験です。
「南紀くまのいえ」から車を5分ほど走らせると、小さな住宅街の中に「株式会社Kozacara」はありました。
「株式会社Kozacara」ってどんな会社?
「株式会社Kozacara」は、地域PRやブランディング、デザインなどを行っている会社。コワーキングスペースの提供も行っています。
わたしはこの会社でライター体験をすることになっていました。
こちらがオフィスの写真。
まるで東京にいるのと同じ感覚で仕事できそうです。
まずは社長の岩倉さんにご挨拶。若干25歳で起業したという、バイタリティあふれる方です。
続いて、しごと体験を担当してくれる辻本さんという女性にご挨拶。
彼女はライターで、以前はNPO法人で広報をやっていたとのこと。
初めての仕事体験
この日体験したのは、インタビュー記事を書き起こす作業。
「和歌山にUターンしてゲストハウスを経営している男性」のお話を聞いたのですが、
Uターン経験者の話を聞くのは初めてで、参考になりました。
Uターン就職をする人って、大小はあれど必ず
・地元に対する思い入れ
・地域を盛り上げていきたいという思い
などがあり、話を聞いていると熱い気持ちが伝わってきます。
初めての文字起こしは繊細な作業でした。
「うーん、ここは5分ぐらい喋ってるけど、一行に要約できちゃうな」
「すごくいい事を言っているんだけど、抽象的過ぎて書き起こせない!」
など、話の要点をまとめる能力が身につきます。
帰宅。ゲストハウスでのんびり
午後5時。町のチャイムで童謡「故郷」が流れました。(うさぎ追いし……)
適当なところで作業を切り上げると「南紀くまのいえ」に帰ります。
時間に余裕があったので、古座川町を少しお散歩。
海に隣接する古座川町は「川のいい景色」と「海のいい景色」を両取りできる町でした。
それにしても相変わらず天候は不安定。
晴れていたかと思うと、急に雨がぱらついたりします。
「あっ、お帰りよー」
「南紀くまのいえ」に戻ると、平松さんと薫くんが迎えてくれました。
1階の部屋が空いたとのことで、2Fの部屋から荷物を移動します。
うん、自分にはこれぐらいの広さがぴったりだな。
部屋の隣には薫くんのお部屋があり、おとなりさんの関係に。
いつの間にか薫くんとは、「いってきます」から「おかえりなさい」を言い合う仲になっていました。
こちらが部屋からの眺め。
リビングとキッチンに隣接しているため、すぐそばに誰かがいるような安心感があります。
楽しい夕食・2日目
夜になり、今日も楽しいクッキングタイム。
この日は「ユーリンチーと野菜炒め」を作りました。
ユーリンチーは、揚げた鶏肉を砂糖・酒・醤油・ごま油などで味付けをした料理。
たまたま見つけたレシピには「はちみつ1さじ」とありました。
「すみません、ここにはちみつってありますか?」
と聞くと、平松さんは「百花蜜」という、古座川町の名産品のはちみつをくれました。
味見してみると……まろやかな甘さが美味しい!
はちみつ特有のザラザラした食感や胸焼けするような甘さがなく、いくらでも食べられそうです。
フライパンで鶏肉を揚げていると、薫くんが調理現場をのぞきにやってきました。
「これ、絶対おいしいですよ!」
「本当に? でもまだ味付けしてないよ」
「いや、絶対おいしいですよ!」
なんて気の利いた子なのでしょう。
そして料理の完成。
「いただきます!」
今日も平松さん・薫くんと一緒に卓を囲みます。
ユーリンチーも野菜炒めも、結構おいしくできてる!
ご飯はおいしいんだけど、和歌山に来た時から夏バテが続いており、あまり箸は進みませんでした。
お腹が空いているのにご飯が食べられないのが辛い。
どうやらまだ、和歌山の暑さに適応できていないようです。
明日もKozacaraで仕事体験。
古座川の観光協会を務める人たちにインタビューをしにいくとのことで、ちょっと緊張気味でした。
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