和歌山しごと体験

「わかやま仕事体験」に参加した話 ~和歌山県・古座川町滞在記~ 5日目


4日目から

無農薬栽培が自慢。「株式会社あがらと」で農作業体験

この日は「株式会社あがらと」という会社で、農作業を体験します。
古座川をさかのぼって車を30分ほど走らせると、「株式会社あがらと」に到着。

株式会社あがらと

「株式会社あがらと」について

「株式会社あがらと」は古座川町三尾川にある農園。
農薬・化学肥料・動物性肥料を使わない独自の農法で、
野菜やお米、食用バラ(エディブルローズ)を栽培し、加工・販売までを行っています。

仕事体験の担当者である、苅部さんに挨拶。

実は彼女は、この仕事体験を知る切っ掛けになった「わかやま『the 仕事人』展」というイベントに登壇していた人。
彼女は以前は都心の広告会社でバリバリに働いていたキャリアウーマンだったものの、たまたま訪れた古座川の自然に惚れ、移住したという経歴を持っています。

株式会社あがらと

園内にはニワトリが放し飼いにされていたり、犬のミトくんが飼育されていたり、とても賑やかな場所です。

ニワトリ 犬のミトくん

彼女は園内のビニールハウスを回って、栽培している作物を見せてくれました。
一番の目玉は「食用バラ」。
バラをジャムやシロップに加工した商品が、現在の主力なのだとか。
真っ赤に咲き誇るバラは見た目も鮮やかです。

食用バラ

「食べてみますか?」
一枚の花びらを食べてみると……濃厚な香りが、口から溢れんばかりに広がります!
まるでバラの香りが体中に染み渡っていくような、深い味わいでした。

野菜の収穫・水やりなどの農作業体験

園内の案内が終わると、野菜の収穫を体験。
トマト、オクラ、さやえんどうなどの実を集めました。

野菜の収穫 野菜の収穫

野菜の収穫

お次の作業はバラの水やり。
散布機に水を汲むと、天然の虫除けオイルを中に入れます。あとはエンジンをかけて、バラに水を撒いていきます。
散布機に搭載する水の量は10リットル。ずっしり重い!

バラの水やり体験 バラの水やり体験

また、ビニールハウスの暑さもなかなか堪えるものがありました。
汗がとめどなく吹き出してきて「自分の汗で溺れてしまいそう」なほど。
この日だけで5リットルは水分補給をしたと思います。

それにしてもバラに水をあげるなんて、まるで「星の王子さま」になった気分です。

バラの水やり体験

昼12時。休憩時間になり、みんなで昼食の準備をします。
体をたっぷり動かしたからか、結構食欲がありました。

「あがらと」での昼食

昼食をとった後は2階の事務所で休憩。
休憩時間はたっぷり90分あったため昼寝することに。


事務所には何かのひな鳥(なんの鳥だったろう?)が飼育されていて、ぴよぴよと鳴いていました。

ぴよぴよ声を聞きながら寝ていると、心地よくて意識がふわふわしていく気が……

午後1時30分に作業を再開し、午後5時に作業は終了。
たくさん汗をかいて、とても健康的な1日でした。

作業中、苅部さんとお話する機会がありました。
キャリアウーマンだった彼女は、最初は移住と聞くと
「キャリアを捨てる」「自分の世界が閉じてしまう」などのネガティブなイメージがあったのだそう。
でも、そういった思い込みを一つ一つ消していくことで、移住への決意が高まったと言います。

たしかに、自分も移住に対してネガティブなイメージを持っているかも……。
まずは思い込みを消していくことから始めてみようかな。

楽しい夕食・5日目

車を走らせ「南紀くまのいえ」に帰宅。
夕食は平松さんが作ってくれたおそばをいただきます。

楽しい夕食・5日目

6日目

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

動画作成はじめました

ブログをメールで購読

あそびのずかんを購読して、最新の記事をチェックしよう!

4人の購読者に加わりましょう

最近の記事

PRサイト:アソビュー!

PAGE TOP