東海道・京都まで歩いて行ってみた

【東海道・徒歩の旅5】愛知~三重(その1)


東海道・徒歩の旅4から

2016年3/18~22日

春の3連休。2日休みをもらって、5日間の旅に出ました。
歩いたのは愛知県~三重県。
京都までの距離は、残り200kmを切っていました。

前回、静岡でおいしい食べ物にたくさん出会えたので、
今回もできるだけ名古屋グルメを味わう予定です。

15日目 愛知・豊橋市~岡崎市 (30km)

春らしい、温かい日。

まずは「豊橋カレーうどん」を食べに「うどん・そば勢川本店」へ。

 

 

一口食べると、カレーがおいしい!
かつおダシが入っていて、うまみあふれる和風の味でした。とろみも濃厚で、サラサラしていないところがグッド。

丼の中にはなんと「とろろご飯」が入っていて、レンゲですくって食べました。
「とろろとカレーを一緒に?」と最初は抵抗があったけど、カレーは和風だしが入っているため、これがとろろに合うのです。
ご飯はとろろでコーティングされているため、ベチャベチャしておらず、カレーライスの感覚で食べられました。

おいしさから食べやすさまで、すべてが計算された料理でした。豊橋カレーうどん、恐るべし。

腹ごなししたところで、旅を再開。
いつものように、国道1号沿いをひた歩きます。

  

 

道路の標識を見て、東京から300km歩いたことが判明。随分遠くまで来たなぁ……。

外は菜の花やつくし、チンチョウゲが咲いていて、すっかり春が来ていると感じた。東京にいると味わえない季節感です。

 

夜「スーパーホテル岡崎」に到着。フロントの女性が愛知のなまりで、聞いていてほっこりしました。
「こちら(↓)にお名前(↓)を書いて(↓)いただいて(↓)……」
という風に、アクセントの部分で音が下がる、はんなりした喋り方でした。

16日目 岡崎市~豊明市(20km)

朝。
徳川家康が生まれた「岡崎城」が、ちらっと見えました。 

昼。
安城市にある「手打ちめん処 藤光」で、 名古屋名物・味噌煮込みうどんを食べました。

野菜がじっくり煮込んであって、特に白菜がやわらかくておいしい!
味噌は白みそで、濃厚なみそ汁の味といったところ。

野菜のダシが溶け込んでいて、うまみとコクがぎゅっと詰まっていました。冬に食べたら最高においしいだろうな。

  
 

知立(ちりゅう)市を通過すると、名物に「藤田屋」の「大あんまき」を食べました。

  

 

大あんまきは、あんこを大きな皮で包んだお菓子。
あんことカスタードが一緒になった、「カスタードあんまき」を注文。

皮はフワフワ・もっちりしていて、どら焼きみたいな味でした。

あんこはふんわり甘くて、お茶うけにピッタリ。
小さなロールケーキぐらいの大きさがあり、食べごたえがありました。

夕方、ホテルに到着。

夕食は名古屋駅周辺のお店で食べるつもりでした。
ですが、行き方を調べてみると、名古屋駅まではここから1km歩いて、さらに電車に25分乗る必要があるようです。
うーん、一日歩いたあとにこの行程はしんどいな。

でも、東海道は名古屋駅を通らないため、行ける機会は今日と明日だけ。

ということで、ホテルが貸してくれる自転車乗って、駅まで向かいます。
古いママチャリはタイヤが錆びついていて、漕げば漕ぐほど疲れました。

最寄り駅の名前は「前後(ぜんご)」という面白い名前の駅でした。(アクセントはぜん↑ご→)

地元の人は
「今から帰るから、むかえに来て。10時前後に『前後』でね」
とか、ややこしい会話をするのでしょうか。

   
 

電車に乗って名古屋に到着。知らない町の歓楽街って、なんだかワクワクします。
目当てだったとんこつラーメン「一番星」はお休みだったので、チェーン店の「スガキヤ」へ。

 

「スガキヤプレミアムラーメン(390円)」を注文。安い!
スープはとんこつと魚介系を合わせたもので、トロっとしていておいしい。
二種のクセのあるスープを、マイルドな味わいに仕上げていました。

麺はおやつ麺みたいで、とても親しみやすい味。
フードコートとかにあって、家族が買い物帰りに食べるのにピッタリのラーメンでした。

愛知出身の友人にそのことを話すと、スガキヤはソウルフードだとのこと。
愛知の人4人ぐらいにスガキヤの話をしたら、みんなスガキヤのことが好きでした。

自分は千葉の何もない田舎で育ったため、ご当地ネタとか、ソウルフードなどの話で盛り上がれる人たちが少しうらやましいです。

17日目 豊明市~三重県 桑名市(27km)

「桶狭間」を歩いていると、トレッキングの格好をした中年男性に声をかけられた。
「ようあんた、東海道を歩いているのかい?」
「はい」
「俺もだ。あんた、昨日はどこに泊まったんだい?」
ビジネスホテルですと答えると、彼は自慢そうに
「へっへっへ、おりゃあよう、テントを持ってるから、タダで公園で寝泊まりしたぜ」と言いました。
続いて彼は
「ビジネスホテルってのはいくらぐらいするんだい?」と質問。
5,000円くらいですと答えると、彼は
「へっへっへ、おりゃあよう、サウナにも泊まることがあるんだ。そこなら一日いても、3,000円くらいだぜ」
と、言うだけ言って先を歩いていきました。

自分と同じように東海道を歩いている人は、何人か見かけたことがあります。たいていは50~60の中年男性です。

昼。

「そうだ、名古屋といえば喫茶店だ!」と思い立ち、喫茶店ミミへ。

店内では、
常連客がタバコを吸いながらお喋りをしており、
ゲーム機のテーブル台がおいてあり、
コーヒーは280円と激安で、
コーヒーにはおつまみもついており、
見るからに古めかしい雰囲気のお店でした。

 

ああ、この時の感動をどうやって伝えたら良いのでしょう。
70~80年代の昔のマンガやドラマに出てくる世界が、現代にも残っていたなんて。

いかにもヤンキーがだべったり、トレンチコートの私立探偵がパイプを吸っていそうな、雑然とした雰囲気を満喫しました。

「笠寺」という駅に着くと、そこから電車に乗って再び名古屋駅へ向かいます。
お目当ては味噌かつ「矢場とん」。

ものすごく混んでいたけれど、それでも数十分待つと、お目当ての「鉄板とんかつ」いただきます。
熱々のとんかつに店員さんがタレをかけると、赤みその香りがじゅわーっと立ち上ります。

 

一口食べると、赤みその甘い風味と、肉のうまみが口の中で一つに融合。
みそがとんかつの脂っこさを中和して、絶妙なおいしさを生み出します。

おいしすぎて、「人生で食べたとんかつ・ベスト3」にガッツリ食い込みました。

名古屋のみそって、べちゃべちゃと甘いものではなくて、香りを楽しんだり、肉の風味を引き立てるためにあるのだと知りました。
名古屋人のみその使いこなしぶりに感動です。

大満足して店を出ると、電車で元の駅まで戻ります。
時刻は午後2時。お腹がいっぱいで眠たくて、「これからあと20km歩かないといけない」ということを考えたくありませんでした。

それでも歩きます。

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