緑あふれるインテリア。リースに憧れて
当ブログでは「あそびのコーディネーター」の「せいじ」が、日本全国の面白い遊びを紹介しています!
家族へのプレゼントにリースを贈ることにしたわたし。
調べてみると上板橋にある「アトリエgreen」というお店が人気のよう。早速行ってきました。
のどかな町。上板橋
「上板橋」駅で電車を降りると、町には「レトロな雰囲気」があふれているのを感じました。
というのも、駅前にある美容室の名前が「ビューテータナカ」だったから。ビューテー……。
駅を出ると、まっすぐお店には向かわずに「上板橋銀座」をブラブラしてみます。
そこは小さなお店が軒を連ねる、のどかな町でした。
特に、駅の踏切から見る景色がお気に入りです。
お花に包まれたアトリエでリース作り!
駅から10分ほど歩くと「アトリエgreen」に到着。
「フローリストアトリエ&カフェ」という、お花屋さんとカフェを併設したお店です。
ドアをくぐると、店内はお花の香りでいっぱい!
まるで森の中にいるような香りに、思わず深呼吸してしまいます。
まずは講師の「遠山さん」にごあいさつ。雰囲気がふんわりしていて、とても優しい人でした。
席につくとさっそくリース作りの始まりです。
リースの作り方はいたって簡単。
ワイヤーの輪っかに好きなお花・葉っぱをぐるぐると巻きつけていきます。
作り方はシンプルだけど、やってみると奥が深い!
「ここは緑が多いから、『スターチス』のピンクを混ぜようかな」
「一番上に『アセビ』を入れて、アクセントにしよう!」
というふうに、様々な色・形のお花を入れたくなるのです。
テーブルの向かいでは、遠山さんも一緒にリースを編みます。
「お花屋さんは何年ぐらいやられているんですか?」
「このお店でしたら、もう12年になりますね」
そこから遠山さんのお話を聞いたのですが、このお話がすごく面白かった!
遠山さんは20代で脱サラし「お花を本格的に勉強したい!」と渡仏。
あるお花屋さんを見つけると、フランス語が話せないため身振り手振りで「ここで働きたいです!」という意思を伝えたのだそう。
脱サラした勇気はもちろん、言葉を話せないのにフランスに渡るガッツに脱帽です。
「昔は色々忙しくて気づけなかったことが、今になってわかったりしますね」
と、遠山さんは言います。
花が咲き乱れるリースの完成!
作業を始めてから1時間ほどたちリースが完成。
たくさんのお花が咲き乱れる、その色合いがきれい!
今にも花が飛び出しそうな躍動感も感じられます。
花を近づけると、生花の優しい香りがふんわり漂ってくるのも素敵!
「ちょっといびつな円になっちゃいました」
とわたしが言うと、遠山さんは
「これでいいんですよ。自分の意志を持って表現すれば、それが個性ですから」
と言ってくれました。遠山さんに言われると、すごく深みがある気がします。
遠山さんは完成したリースをお店の壁に飾ってみせました。
「なんかすごくクオリティが上がった気がします!」
こんなオシャレな光景、インスタでしかお目にかかれません。
「こうして置けばほら、キャンドルホルダーにもなりますよ」
「リースは時が経つと枯れてしまうけど、枯れたら枯れたでまた味があって良いんですよ」
と、遠山さん。
店中には色が抜けたリースやスワッグがあり、たしかに味のある作品になっていました。
時間の経過によって作品が変わるというのは、生花ならではの魅力だなと感じます。
カフェで一息
リース作りのあとはティータイム。
実は「アトリエgreen」はカフェも併設しているのです。(営業日は日・月・火)
お花の香りに包まれて飲むお茶は、格別の美味しさでした。
続いて時間に余裕があったので「葉っぱのリース」も作ってみることに。
これも簡単で、ユーカリの葉を針に刺していくだけで完成します。
大満足のリースを抱えて帰宅。家族にも喜んでもらえました。
「今度はリース作りではなく、カフェのお客さんとして行こうかな……」
そう思わせてくれる、不思議な魅力にあふれたお店でした。
店舗情報
店名:アトリエgreen
体験料:6,000円(アソビューからの申込みで5,000円)
住所:東京都板橋区常盤台4-5-23
アクセス:東武東上線「上板橋駅」から徒歩約7分
カフェ営業日:毎週 日・月・火曜日
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