北海道・電車で一周の旅

【北海道・電車で一周の旅】 釧路で勝手丼を食べる ~5日目


港町・釧路へ ~5日目から

夕方。このままゴロゴロしているのも暇なので、
駅のすぐ近くにある和商という市場へ。

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建物の中には魚売場がひしめきあっていて、真っ赤な花咲ガニやら
巨大な「時知らず」という鮭やらが売っていて、ながめているだけで楽しい光景です。

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市場は活気があり、銀鮭を売っている兄ちゃんに
「なにかお探しかい?」と声をかけられたり、カニを売っているおばちゃんには
「なにか買ってってよ。あんた、東京に住んでるの?
それなら送料は1,270円だけど、箱のアイス代はおまけするよ」
と呼びかけられたりして、親しみが感じられます。

あるお店で、花咲ガニと毛ガニを試食。おいしくないカニは海水みたいな味がするけど、
花咲ガニも毛ガニも身がしまっていて、カニの旨味たっぷりでした。

市場内にある食堂には様々な海鮮丼があったけど、値段がどれも高価。
しかも、いくら丼とかうに丼といった、ネタの種類が少ないものしかありませんでした。

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ふと、おつまみサイズの刺身を売っているお店を発見。
縁側(150円)と、思い切って大トロ(380円)を食べてみることに。

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会計の際、店のおばちゃんが
「縁側は最後に食べてね。縁側の方が、脂があるからね」
と教えてくれたので、まずはぷりっぷりの大トロから。
身が厚くて、クキクキとした歯ごたえがあり、大満足でした。

続いて縁側。これが絶品で、身はコリコリと弾力があり、脂身が舌の上でトロリと溶けていく、
うっとりするようなおいしさ。

今までの人生で食べた、どんな縁側にも敵わない。それほどのおいしさでした。

そのあとも市場をうろうろしていると、ある男性の店員が突然、
「勝手丼、食べたいの? それならそこの店でご飯買って、ご飯を持って来なよ」
と、あまりにも的確すぎるアドバイスをしてくれました。そうか、勝手丼があったか!

勝手丼とは、白飯だけを買って、そこに好きなネタを乗せて食べる丼のこと。
旅に出る前に「まっぷる」で読んだはずなのに、すっかり失念していました。

それにしても、この店員さんは人の心が読めるのでしょうか。
いきなり「勝手丼食べたいの?」と言われて、正直困惑レベルです。

「勝手丼を食べるなら、あそこにあるラーメン屋に行きな。ご飯だけ売ってくれるよ」
店員さんに言われた通り、ラーメン屋で小サイズのご飯(100円)と、カニ汁(150円)を購入。
そして、アドバイスをくれた店員さんの店でネタを選びます。

ネタは色々あって迷ったけど、
・くじら(200円)
・塩水うに(300円)
・花咲ガニ(200円)
の3つを購入。
「なにかオススメはありますか?」と聞くと、
今の時期は時知らず鮭(200円)がオススメだと言われたので、それも買った。

喫茶スペースに行くと、贅沢な4品をたっぷりと堪能。どれも文句なしにおいしかったです。

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くじらは身がぷりぷりで、歯ごたえがバツグン。
自分が今までに食べたくじらの肉はどれも臭かったけど、
ここのくじらは全く臭味がなくて、食べやすかったです。
味は、焼肉屋で食べる生レバーのような味。


鮭も、臭くなくて食べやすい味でした。自分が今まで食べてきた鮭は、どれも生臭かったり、
塩気が強いものばかりだったんだなと実感します。


わたしの二つ後ろのテーブルでは、大柄なカップルが座っていて、大きな花咲ガニを、
その場でばらして食べていました。ワイルド。


ここまで来たらとことん食べようと、先程のお店でいくら(200円)を購入。
するとテレパシーが使える店員さんが、「おまけだよ」と言って、たこの刺し身をくれました。


勝手丼は大満足のご当地グルメでした。もしかしたら観光客料金なのかもしれないけれど、それでも
満足です。

そろそろ店じまいが始まった市場を後にすると、コンビニで「ソフトカツゲン」という、
北海道限定とかかれた乳酸飲料を購入(300ml・98円)。味はよくある乳酸飲料の味でした。

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ホテルの部屋に戻ると、夕食の時間までしばらく休憩。
時間がある時は、旅の日記をつけることで時間を潰していました。

夜。小腹が空いてきたので、昼の間に見つけた「岸壁ろばた」という炉端焼きの店へ。

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テントの中に入ると、はっぴを着た店員のおじさんから説明を受けた。
この店では最初に1,000円分の食券を買い、その食券で好きな物を取っていくのだそう。

店内にはいくつかのブースがあり、様々な海産物が陳列されています。
大きなホタテ貝から1足2,000円のタラバガニまで、
ありとあらゆる食材が並んでおり、思わず目移りしてしまうほど。

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殻付きの牡蠣(200円)と、ホタテ(400円)と、ウーロン茶(200円)と、
お口直しの鳥串(100円)を購入。店員さんが、テーブルに備えられている炭火で焼いてくれます。

牡蠣はまるで、岩石のような大きさ。殻がついているというだけで、
不思議とふだんの牡蠣よりも何倍もおいしそうに見えます。

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牡蠣が焼き上がると、店員さんが殻をこじ開けてからお皿にのせてくれました。
食べてみると汁気が多くて、とてもジューシー。

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ホタテも汁がドロドロに溢れていて、しょうゆをかけて食べると美味。
どの部分も身がしまっていて、食べごたえがありました。

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もう400円分の食券を買うと、(一度1,000円の食券を買うと、次からは100円単位で食券を買えた)
さっきあまった100円とあわせて、タン串(100円)と砂肝串(100円)と、エビ(300円)を焼きます。

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エビを焼いていると、白く焼けた身が飛び出したので、お皿にあけます。
頭の部分をかじると、中から塩気の詰まったミソがぴゅっと飛び出て、深い味わい。
どの部分も塩気がぎゅっと詰まっていて、エビがそこまで好きでない自分でも、おいしく食べられました。

店内には、3世代そろった家族や、地元の若者集団など、いろいろな客層がいました。
夜が更けるにつれ、店内はどんどん賑わいを増していきます。

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店を出るとホテルへ。
大通りはすっかり人気が失せ、もの悲しい雰囲気。
それに拍車をかけるかのように、霧があたりを包み込んでいました。

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